錆色アーキテクチュア
2011年 05月 25日
団体客向けに特化しすぎ、需要の変化に対応し切れず
旅館の廃業が続く斜陽の温泉街へ。


なかんずく斜陽化の甚だしいこの界隈には
営業中の旅館がほとんど残っていない。


未だに消費自粛ムードが払拭されない平日の昼間だとはいえ
観光客の姿がほとんど見られない現況が、先行きの暗さを感じさせる。

時に息を飲むような退廃美を見せる廃墟。

軍艦島のような近代化遺産は、次世代に伝えるため遺すことに意義がある。


廃墟は好きだが、廃れた旅館が一切の整理をされないままに遺されているのは
観光ルネサンスをぶち上げ、生業の復興を目指すこの町にとって好ましくはない。

今、「この温泉街へ泊まりに来たいか?」と問われたならば
残念ながら「いいえ」と即答するだろう。

復興の第一歩は、まず負の遺産である廃墟を撤去し
失われた景観を取り戻すことからじゃないかな。

自然と調和し温泉情緒に溢れた居心地のよい温泉街になれば
きっとまた何度でも来たいと思えるに違いない。

この温泉街も、そして日本全体が、はやく元気になって欲しい。
旅館の廃業が続く斜陽の温泉街へ。


なかんずく斜陽化の甚だしいこの界隈には
営業中の旅館がほとんど残っていない。


未だに消費自粛ムードが払拭されない平日の昼間だとはいえ
観光客の姿がほとんど見られない現況が、先行きの暗さを感じさせる。

時に息を飲むような退廃美を見せる廃墟。

軍艦島のような近代化遺産は、次世代に伝えるため遺すことに意義がある。


廃墟は好きだが、廃れた旅館が一切の整理をされないままに遺されているのは
観光ルネサンスをぶち上げ、生業の復興を目指すこの町にとって好ましくはない。

今、「この温泉街へ泊まりに来たいか?」と問われたならば
残念ながら「いいえ」と即答するだろう。

復興の第一歩は、まず負の遺産である廃墟を撤去し
失われた景観を取り戻すことからじゃないかな。

自然と調和し温泉情緒に溢れた居心地のよい温泉街になれば
きっとまた何度でも来たいと思えるに違いない。

この温泉街も、そして日本全体が、はやく元気になって欲しい。
| photo by Canon Powershot S90
| 撮影地 - 非公開
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by gujohachiman
| 2011-05-25 21:00
| 廃墟